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そっと見守るような…そんな愛し方ができたら良かった?
主 人

 遊。 -Yu.-
 変態について詳しくは此方から

擬 人
夢 語
×

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『…、…。(コツコツ/足音』
「………。(待」
『切れよwwwwwwwwwwwwwww』
「煩いお前が切れwwwwwwwwwwwwww」

×4セット←


ぼんやりしてた。
から、電話取る反応が遅れたけど…なんていうか…。
特別な言葉がある訳じゃないんだけど、葎の笑ってる声を聞いただけで、こっちも自然と笑ってたり。
意味も無く速鳴ってた心臓が、落ち着いた。

本当…相変わらず、良いタイミングで電話してくるよ、お前。

+ + + + + + + + + +
【月曜日】

僕「はよーございまーす。」
雪「おは…、…」
僕「…久しぶりーv」
雪「何来てんですか。」
僕「…雪のに逢いたくて…来ちゃった…///(← …。)」

雪「俺は、怒られても知りませんからね。笹野さんに。
僕「Σそこは助けようよ。」
雪「知りません。」
僕「ちぇー…(笹野さんの席の引出開け)」
雪「…あ。」

僕「あーあ、ほら僕の分の仕事溜まってる。自分は出張なんだから出来る訳無いのにー。」
雪「…、…(顔背け)」
僕「コラ見てないフリすんな。



【火曜日】

雪「遊さん、手伝いますよ。」
僕「んー…じゃあコレお願い。(差出)」
雪「はい…ってなんですか、これ。」
僕「チョコパイの蓋に付いてた工作キット。(← …。)」
雪「本当にあんたって人は。


【水曜日】

笹「おはようございま…」
僕「おはようございます。(画面見)」
雪「おはようございます。(顔背け)」
僕「現実見なよ、雪の。(カタカタ…/仕事中)」
雪「巻き込まないで下さい。」

笹「…、…どっちから会議室に行きたい?」
雪「やっぱり俺も同罪なんですね。
僕「(手止め)…笹野さん。」
笹「…何。」
僕「ちょっとお話したい事があるので、僕から良いですか?(にこー)」

笹「…、…(眉間に皺寄せ)」
僕「大丈夫ですよ、会議室にクラッカーとか仕掛けてませんから。(←前やった。」
笹「…じゃあ、雪、ちょっと待っててくれる?」
雪「はい…。」
僕「いっちきまーすwww」


【会議室】

笹「…、…(扉閉め)」
僕「(席座り)…、…ちょっと真面目な話なんですけど。(俯き)」
笹「…どうしたの?何かあった?(前の席座り)」
僕「……。(黙り込み」
笹「…遊?」
僕「…実は、…もう駄目っぽいです…。」
笹「…え?」
僕「もう…身体が限界みたいなんです…。」
笹「…、…病院で、なんて言われた?」
僕「……。」

笹「遊。」
僕「…ご飯、ちゃんと食べなさいって。」
笹「……は?
僕「…、…ぷふ…っ…。(顔上げ/にこー」
笹「………………正座しなさい。」
僕「ヤですよー、騙される笹野さんが悪いしー。(へらへら」
笹「…。(にっこり」
僕「ゴメンナサイ。(正座」
笹「お前ね、俺がどんだけ心配すると思って、」
僕「あい、あい。判ってます、判ってますって。」

笹「本当に判ってんの?」
僕「判ってますよう。そうなったらちゃんとメールしてますってー。」
笹「…、…。」
僕「それに、僕がこんなに素直に話すと思います?w」
笹「全く思わない。
僕「それはそれで酷いな!」
笹「…ったく…心配して損した…。」
僕「あ、それでお話なんですけどー。」
笹「なーに。」
僕「震顫やらなんやらの原因は、なんちゃら病らしいですよ。」

笹「…は?」
僕「で、自覚の無い放置プレイしてたんで、甲状腺機能なんちゃらも併発してて、」
笹「…。」
僕「あ!でもまだ目玉は飛び出してません。(真顔」
笹「…詳しく教えなさい。(ケータイ取出」
僕「(´・盆・`)」
笹「女の子がそんな顔しないの。早く教えなさい。」
僕「(ケータイ取出)…、…コレ?(差出」
笹「借りるよ。(ケータイ画面見」
僕「あと次のページもー。」

笹「…、…。(じー…」
僕「…あと、その次とその次のページもー。(ちゃっかり他の併発してるのもry」
笹「どんだけ併発してるの…。
僕「僕が聞きたいって話。ガチ泣きしましたもん。糸色望した!!って。」
笹「…泣いたの?」
僕「泣きましたよ。何か問題でも?(真顔」
笹「…はー…。(頭ぐしゃぐしゃ」
僕「言っときますけど、今は泣きませんからね。(首かくんかくん。」
笹「知ってるよ。」

僕「…で。」
笹「んー?(わしゃわしゃ」
僕「心臓痛いし、ペン握っても文字書けないし、自転車漕ぐのも辛いので、」
笹「ん、こっちは大丈夫だから、酷い時は休みなさい。」
僕「…すみません。」
笹「良いよ。自発的に話してくれて良かった。流石に指先の震えまでは気付けない。」
僕「なんちゃって、笹野さんなら気付きそうですけどね。」
笹「そう?」
僕「はい。…にしても、本当に良いんですか?」
笹「構わないよ。…唯でさえ休もうとしない遊が自分から言うなんて、相当体調悪いんでしょ。」

僕「(´・盆・`)」
笹「だから、その顔はやめなさいね。」
僕「…笹野さんて、本当お父さんみたいですよね。なんでそんなに判るんですか。」
笹「遊みたいに手の掛かる子、今まで沢山いたからね。」
僕「ああ…色んな所で子供作って…。
笹「人が聞いたら誤解するからやめなさいね。
僕「はーいw」
笹「全く…、…無駄に年取ってる訳じゃないからね、俺は。」
僕「何そのセリフかっこいい。」
笹「…お前は。」


もっと怒られるかと思ったけど、和ませた(← …。)から怒られずに済んだっていう。
あーあ…とりあえず、明日と明後日はお休み。
そろそろ寝ないと…な。

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